経年変化を楽しむ眼鏡。
lazare studio(ラザールステュディオ)を代表する仕上げの一つ、「wabi sabi (ワビサビ)」。
新品の状態で完成ではなく、使い込むことで表情が変化していく。
今回は、約2年間ご愛用いただいているお客様の眼鏡をお借りして、新品との違いをご紹介したいと思います。
lazare studio newton col.wabisabi 経年変化 比較画像 寄りモデルはnewton(ニュートン)。
上が新品、下がお客様が約2年間ご使用になった一本です。
比べてみると、その違いは一目瞭然です。
lazare studio newton col.wabisabi 経年変化前
新品の状態では、表面に施されたブラックゴールドメッキがしっかりと残り、深みのある表です。

lazare studio newton col.wabisabi 経年変化後
一方お客様の私物は、ブラックゴールドメッキが少しずつ馴染み、その下にある925スターリングシルバーが現れてきています。
黒と銀。
二つの色が混ざり合うことで生まれる、この独特な質感。
単なるシルバーメッキやアンティーク加工では表現できない、wabi sabiならではの経年変化です。
lazare studio newton col.wabisabi 経年変化後 リム

lazare studio newton col.wabisabi 経年変化後 丁番裏
面白いのは、均一に変化しないこと。
よく触れる部分や擦れる部分から少しずつ表情が変わり、リムの内側や丁番の裏側など、接触の少ない部分はブラックゴールドがしっかり残っています。
だからこそ一本一本違う。
掛け方や使い方によっても変化の仕方は変わります。
まさに、デニムや革製品を育てる感覚に近いのかもしれません。
lazare studio newton col.wabisabi 経年変化 比較画像 テンプル
ちなみに、この眼鏡は約2年間ご使用いただいたもの。
デザイナーのアレキサンドル氏が”パーカーのポケットに、スマートフォンや鍵と一緒に入れて使っている”のですが、今回のお客様も、そのエピソードに倣い、仕事中はポケットへそのまま入れてご使用されていたとのこと。
その積み重ねが、この表情を作り上げています。
lazare studio newton col.wabisabi 経年変化後

lazare studio newton col.wabisabi 経年変化 比較画像 テンプル先
使い込まれたシルバーアクセサリーのような質感。
これを見た瞬間、「これが本当のwabi sabiなんだ」と感じました。
正直、この状態のものが欲しいと思ってしまうほど格好良い。
ですが、この風合いは最初から手に入るものではありません。
使い続け、自分だけの一本へ育てたからこそ生まれる価値があります。
lazare studio newton col.wabisabi 経年変化後
お取り扱いを始めた頃からずっと思っていました。
「いつか、お客様が育てたwabi sabiをご紹介したい。」
今回、それがようやく実現しました。
ご協力いただいたお客様、本当にありがとうございます。
これからご購入を検討されている方には、経年変化の楽しさを。
すでにお持ちの方には、「こんな風に育っていくんだ」という一つの参考として。
そしてもし、
「自分のwabi sabiも負けていない。」
そんな一本をお持ちでしたら、ぜひ見せてください。
皆様が育てた、それぞれの世界に一本だけのwabi sabiも、ご紹介できればと思っています。